アミア・ラブ♡ 実際のところ、それが解らないから飼育するんであって・・・。

2015.03.07(Sat)

アミアの稚魚と言うか、幼魚と言うか、

が、二年振りに入荷したっ!年末からダーダー・フィッシュとか、ルーカニア等の北米産の淡水魚の入荷が相次いでいたので、入るかな?と期待していたのだが、いつもの入荷の時期より、大幅に早い1月に入って来てしまい、まあ、金欠だったが、(まあ、慢性的だが・・)どうしても飼育してみたかったので、近所の熱帯魚店にオーダーをかけ、袋(・・・と言っても3匹だが)で入手しましたのでありました^^


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アフター。。

夕方、魚を受け取り、次の日にまで水槽に浮かべていたのだが、あろうことか、翌日の朝には袋の中で死亡していたのであるっ(泣)。。水温が低目(22~23℃)のメイン.90センチに浮かべていたのだが。。

一応、鰓の状態も確認してみたが、既に白くなっていたが、損傷している様子もなく、外観的に痩せている事、体色がやや黒化している事を除けば、特に問題がないように見受けられた。アミアのこのサイズの幼魚の弱さは、よく知られた事であるが、痛い現実がそこにあった(大泣)。。

失敗をいつまでも思い悩む事は無い、ただ認めて、次の糧にすれば良い。
それが大人の特権なのである^^(byシャア・アズナブル・仮)

で、私の推測では、病気であるとか、水温の変化以前に、アミアのこのサイズの幼魚は、輸送に伴う飢餓に極めて弱いのでは?と感じるのである。因みにサイズは3.5センチであった。

初回は、手もなくアミアを殺してしまった私だが、諦めが極めて悪い性格なのである^^
東京方面のショップから1匹を入手したのである。こちらは非常に状態が良くて、今のところ、問題なく飼育できている。魚の仕入れ・流通ルートは、元業界人であるのでおぼろげに分るので、某姫路方面からのルートより、某東京方面から入手する方が輸送に伴う絶食期間が少なく、状態がイイだろうと踏んだのである。


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またその後に入手した個体。

またその後、一つ月以上たった先日、近所のお店から入荷情報を頂いた。今度のはやや大き目の7センチほどのサイズとの事。今度のは体力的にあるだろと思いまして、2匹入手。全部で3匹飼育となった!
何故に複数飼育するかと言えば、やはり、同種どうしでの関係を見てみたいというのもあるし、10センチ程度までは親に連れられ、群れで生活しているとの情報があるからである。流石に10匹も20匹も飼うのは予算的にも、将来的にもキツイし、イカレたことなので、最低の飼育数量を考慮してのことである。それとやはり、繁殖させてみたいじゃない?もし、仮に雌雄が得られなくても、大き目の雌雄の判断の付く成魚を入手すればイイことである。

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最初に入手した個体。

後に入手した個体とほぼ同じ大きさである。全長は7センチぐらい。背鰭等の模様パターンは、微妙に異なるように感じる。今後、模様は変化するし、成長段階による個体差の範疇かもだが、殺してしまった個体と酷似しているように見えるので、親魚の系統の可能性もあると思う。

ルイジアナ地方では、養殖も行われている模様で卵はキャビアの代用品となっているらしい。もしかしたら?と言うか、かなりの確率で日本に入って来てるのは、そうした養殖物の可能性が高い。

現地では4~6月、水温が16⊷19度が適しているとの事で、一月に入荷したと言う事は12月には産卵が行われていたと思われる。フロリダ南部のマイアミで一年を通じて最も気温の低い1月で最高・最低気温の平均が20~15℃であるので、既に繁殖している可能性はあるので何とも言えないが、一応、購入したお店には問屋に照会を依頼している^^

今のところ、特に争う様子は無いので3匹一緒に飼っている。以前、飼っていた時は成長に伴って気の荒いのも出てきたりしたので、親離れすると言われている10センチ前後で単独で飼育した方が無難かも知れない。喧嘩時、特に背中の部分を噛み合ったりするのだが、鱗が綺麗に再生しない場合がままあるのであるので、鑑賞面でもその方が利点があると思う。因みに現在、水温は18~21℃。水質は、やや酸性気味に調整し、同時にブラック・ウォーターで管理している。餌は冷凍の赤虫、ブライン・シュリンプの親虫、ムキ海老、それに殖えすぎたソードテールの稚魚を一日二回、腹の出具合を見ながら与えている。


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泳ぐアミアの稚魚。

背鰭がピロピロピロ~~~って、この動きがたまらない^^恐らくは、水草の茂った水域をゆっくりと泳ぐのに適したデザインである。

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落ち葉の下に佇むアミアの幼魚。案外、じっとしている事が多い。かと思えば、急に狂ったように泳いだりする^^口からは既に鋭い歯がのぞく。

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アミアの成魚(撮影はアクアマリン福島。)

ピンボケだが^^アミアの成魚である。幼魚には尾鰭・基部の上部に良く目立つ眼状紋があるが、メスは成長に伴い、消失。一方、オスはそのまま残ると言われいる。またオスは繁殖期になると各鰭、口の中が緑色に発色すると言うが、私はそれをまだ見た事がなく、ぜひ、観察してみたいモノであるっ!

でっ、この雷魚もどきな魚のどこがイイのか、って事だが、特に小型の魚を中心に飼っている人はそう思うかも知れない。
よく魚を飼う事に興味がない人に、この魚のどこに魅力があるんですか?なんて訊かれたりするのだが、実際のところ、
私自身はよく解らないのであるっ^^ただ惹かれるだけ!既に知っているならわざわざ飼ってみたりしないのであるよ^^

・・・とは言え、アミアには現生種は、一目・一科・一属・一種という、分類学的に稀な存在であるので、その事自体が魅力だったりするのは、疑いのない事実でもある。

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アミアの分布域(Wikipediaより拝借^^)

アミア Amia calva は水産的価値が低いにも関わらず、その特異な系統学的立場から、硬骨魚類の中でも最も調べらえた魚との事。アミアの生態等は、詳しくはわれらが知恵袋、Wikipediaを見て頂くとして、この貴重な過去からの遺産^^を個人が飼育出来るとは、凄い事であると思う。・・・因みに現地では、自然保護論者でも本種を擁護しない、とモノの本には書いてあるが。。

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カラモプレウルス Calamopleurus cylindricus (撮影は国立博物館。)
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カラモプレウルス Calamopleurus cylindricus (撮影は山梨県立 富士湧水の里 水族館。)

登らなかったので、斜め上からのアングルから撮影しましたよ^^

カラモプレウルスは、ブラジル北西部・アラリペ台地に露出している、サンタナ層(年代は恐らく、白亜紀・前期アルビアン階。1億1300万年 - 1億50万年前)で産出するアミア目の一種で、浅い海に生息していたようです。アミア目で最大級の種類で、1.4メートルにも成長するらしい。現生アミア・カルヴァと異なり、背鰭基部は短く、ピロピロ泳ぎはしなかった^^体形はどこか、ホーリーやタライロンを連想させるが、捕食行動も似たような感じであったのであろうか。熱帯魚愛好家にはお馴染み、アガシー博士が記載。

この画像の個体は、大きな魚を飲み込み、咥えた状態で頓死?そのまま化石となったモノ。どういう訳だか、カラモプレウルスはこの状態で化石になったものが多い。中には口から尾びれが、肛門から魚の頭が出ている、ってのもあるくらい^^時にアミアも小石の誤食や食べ過ぎによって死亡する事があるが、系統的にそういう生き方をして来たと言う事でしょうかねぇ^^
展示の解説では、ガーパイクを呑み込んでいる、とされてますが、サンタナ層ではガー科では、オバイクチスが産出する。これは非常な貴種で、解説が正しいとすれば、、、非常に貴重な標本と言えます!


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キクルルス・ケーレリ Cyclurus kehreri

世界自然遺産にも登録されたドイツのグーベル・メッセル(メッセル・ピット)から産出するアミア科の一種。(年代は、古第三紀・始新世・ルテシアン階、4780万年前 - 4130万年前)

以前、ヤフオクで標本が出てましたが最近は見掛けませんなぁ。。あの時に入手しとけば良かった!


ニッポンアミア
ニッポンアミア Nipponamia satoi

日本にも昔はアミア科の魚が居りました!

北九州の関門層群脇野亜層群と呼ばれる中生代白亜紀前期(約1億2000万年前、対応年期は不明^^)の地層で産出したもの。その他国内からは、アミア目ではガノイン鱗が発達したシナミア Sinamia kukurihime が、石川県・白山市で白亜紀前期の地層から産出してるみたいです。

この時期、ローラシア系のアロワナ科の仲間も生息していて、何だか、想像するだけでワクワクしてしまいます^^


COMMENT

craft #8Z5KALLQ

生きた化石

最近入荷したみたいで、まわりにもゲットした人がいましたね。

買ってきて袋開けたら死んでいたってのは僕も1度だけあります。
そのお店では、それきり購入してないですけどね。
(^-^;)

生きた化石ですか。
ロマンがありますよね。
(^-^)

2015.03.09(Mon) 01:02 | URL | EDIT

ティー・ユー #-

Re: 生きた化石

どうもです^^

数年前からパイクとかが、規制対象になって、北米のからの魚の便のボリュームが減ってしまい、
アミアも入りずらい状況でしたので、待っていた人も多かったのでは?と思います。

しかし、私もこんなに早く逝くとは正直、驚きました。
20年以上前、5匹ほど購入したパイクシクリッドが袋の中で喧嘩して
帰宅後、見てみたら、一匹だけに生きていたっ!って以来ですね!

養殖モノでしたら、人工授精かもですが、
輸出元も出来れば親から離れる10センチ以上の個体を流通させて欲しいという気はします。

2015.03.09(Mon) 12:08 | URL | EDIT

雅之(なりゆき) #-

初めまして、雅之でなりゆきと申しません。アミアって、元々は海水にも多く生息していて、その後に淡水魚で今に至ってますね。古くはヘテロレピドトゥスやオフィオプシス、カトゥルス、アミオプシスなどなどヨーロッパを中心にした海域から、カラモプレウルスなどの南大西洋産から、シナミアやニッポンアミアなど日韓中の淡水域など幅が広いです。アミアは当時の魚の代表的な存在だったのですね。

2016.11.17(Thu) 15:03 | URL | EDIT

なりゆき #-

附記、ガーパイク(ニードルフィッシュ)に関しては、祖先のセミオノータスに関しても、淡水域は勿論、海水にも分布していました。最たるものはレピドテスで、海洋ではアンモナイトや魚竜や首長竜と同居したり、淡水ないし汽水では湖や川や沼や沢や入り江などにも分布していたみたいで、今のガーパイクを彷彿します。レピドテスを筆頭にセミオノータスやガーパイクなども、外洋から内陸の淡水まで全世界では当時スタンダードな魚だったようです。

2016.11.17(Thu) 15:17 | URL | EDIT

なりゆき  #-

訂正ですが、正、雅之(なりゆき)と申します。
誤、雅之(なりゆき)と申しません。

失礼致しました

2016.11.17(Thu) 19:20 | URL | EDIT

ティー・ユー #-

Re: タイトルなし

なりゆきさん、コメント有難うございます。

お詳しいですね^^またどこかでお会いしたいですね!

2016.11.23(Wed) 11:17 | URL | EDIT

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プロフィール

ティー・ユー

Author:ティー・ユー
物心がついた頃より、水生生物を飼育。数年の中断を経て、飼育を再開した親父です^^
現在はワイルドベタ、胎生メダカを飼育中。

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